メカトロニクス機器とは
メカトロニクス機器は、一部では電子制御機器と呼ばれることもあります。広い意味でのロボットもメカトロニクス機器に含まれます。
メカトロニクス機器では、一般的にセンサからの信号をマイコンやプログラムコントローラで処理してモータや電磁石(ソレノイド)や空圧機器などのアクチュエータを制御して自動化または遠隔操作します。

町中に多数ある自動販売機もメカトロニクス機器の一種です。また、エレベータや生産ライン設備も基本的にはメカトロニクス機器です。
センサの種類
リミットスイッチ

光電センサ

磁気センサ

アクチュエータの種類
モータ
小型DCモータ

AC誘導モータ

ステッピングモータ(パルスモータ)

ソレノイド(電磁石)

コントローラの種類
リレー回路

マイコン
近年ではマイコンは小型化が進み性能も格段に向上しています。

左から1980年代、1990年代、2000年代のマイコン

2010年代のArduinoMEGAマイコン基板
プログラムコントローラ(PLC)
マイコンを利用して簡単にリレー回路の置き換えが出来るように作られた装置です。

一般的にラダー図と呼ばれるリレー回路を模した回路をパソコンソフトで編集してケーブル等を利用してプログラミングを書き込みます。書き込んだ後は基本的にパソコンは必要ありません。
ラダー図の例

プログラムコントローラと書き込みのための変換器

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