ユニバーサル基板を使った回路組立のテクニックを簡単にまとめました。時間がない方はこちらをご覧ください。
(1)部品配置を考える
- 信号の流れに沿って配置する(配線を短くするため)
- 部品の向きを揃える(ミスを防ぐため)
- 配線が少なく短く済むようにする(見た目を良くし材料を節約する)
(2)部品を固定する

- 抵抗やコンデンサは最初に付けない(あとで部品の足で配線すると楽)
- 熱に弱いICやトランジスタはソケットを使うか最後に付ける
- ピン数の多い部品は最初は両端または対角の2本だけをハンダ付けする
(3)GNDを配線する

- すずメッキ線を銅箔の中央を通し直角または45°にハンダ付け
- すずメッキ線を短く切らないで数珠つなぎにする
- 接続点は十分に加熱して確実に電気が通るようにハンダ付け
(4)電源を配線する
- GNDの配線と交差してはいけない(ショートしないため)
- できるだけすずメッキ線で配線する(配線が楽で美しい)
- どうしても交差するところだけビニール線を使う
(5)残りの信号線を配線する

- できるだけ抵抗やコンデンサのリード線を曲げて配線する
- 遠いところや交差するところはラッピング線を使う
- 信号線の配線に赤や黒の電線を使わない(電源やGNDと混同する)
