シーケンサーはプログラム・ロジック・コントローラー(PLC)とも呼ばれる制御装置で、各種製造装置や自動倉庫や自動検査装置などの自動機械で良く使われるものです。
シーケンサーを使いこなせるようになると、機械の自動化が簡単にできるため、就職に非常に有利で、就職したあとも空調の行き届いた部屋で仕事をしながら高収入を得ることができ、転職の際にも非常に有利です。

ラダー・プログラミング






プログラム・ロジック・コントローラー(PLC)の実習の様子を復習するページです。
シーケンサーはプログラム・ロジック・コントローラー(PLC)とも呼ばれる制御装置で、各種製造装置や自動倉庫や自動検査装置などの自動機械で良く使われるものです。
シーケンサーを使いこなせるようになると、機械の自動化が簡単にできるため、就職に非常に有利で、就職したあとも空調の行き届いた部屋で仕事をしながら高収入を得ることができ、転職の際にも非常に有利です。
(シーケンサーのラダー図プログラミング) シーケンサー(PLC)を学ぶのに必要な準備など まず、GX Works2を起動します。 そして、「プロジェクト」から「新規プロジェクト」を選択します。 必要な設定をします。 シリ … “GX Works2によるPLCラダー・プログラミング” の続きを読む
まず、GX Works2を起動します。
そして、「プロジェクト」から「新規プロジェクト」を選択します。
必要な設定をします。
すると次のような画面になります。
画面(ウインドウ)の構成は、上から、
右の白い領域にラダー図を入力します。
ラダー図アイコンをクリックまたはファンクションキーを押すと、
左に接点の種類、右に接点番号を入力する領域が表示されます。
ここに接点番号を入力します。
GX Worksでは、入力がXで出力がYになりますので、その1文字と番号を入力します。
接点番号を入力して「OK」をクリックまたはEnterキーを押すと、
ラダーが入力されて表示されます。
次々とラダーを入力すると、直列(AND)回路になります。
並列(OR)回路を入力するには、「編集」「行挿入」の順にクリックし、出来た空白行にラダーを入力します。
そして、このラダーを出力するための「コイル」をF7キーを押して入力します。
最後に「変換コンパイル」すると、ラダー図が変換され、シーケンサーに書き込める状態になります。
メカトロニクスは、メカニカルとエレクトロニクスを合成した和製英語で、センサーから得た信号を、コントローラーで計算したり判断したりして、アクチュエーターでメカニズムを動かすという仕組みになっていて、基本的に電気で動きます … “メカトロニクスの構成” の続きを読む
メカトロニクスは、メカニカルとエレクトロニクスを合成した和製英語で、センサーから得た信号を、コントローラーで計算したり判断したりして、アクチュエーターでメカニズムを動かすという仕組みになっていて、基本的に電気で動きます。
メカトロニクスは、直訳すれば「電子機械」ですから、その究極の目的は人間の代わり、つまり「自動化」です。人間の代わりですから、その構成は人間に例えられます。
人間は、五感(視覚,聴覚,嗅覚,味覚,触覚)で情報を得て、その情報を脳で過去の記憶や本能で判断し、筋肉を動かして行動します。
つまり、五感=センサー、脳=コントローラー、筋肉=アクチュエーターと、メカトロニクスの基本構成と同じになります。
そう考えると、人間は非常に優秀で、高性能なセンサー、高性能なコントローラー、高性能なアクチュエーターを備えています。それぞれ見てみると、
そう考えると、メカトロニクスで実現されるロボットは人間とは比較にならない低性能なものになりますが、人間には実現できない利点がいくつかあります。
そんなのウソだろう! と思われたアナタ。なかなか良いセンスをお持ちです。「最短」5時間でシーケンサーを学ぶとするべきでした。 でも、これはリレー回路の知識のない私の教え子に5時間教えて、実際に使えるようになってしまっ … “5時間でシーケンサーを学ぶ” の続きを読む
そんなのウソだろう! と思われたアナタ。なかなか良いセンスをお持ちです。「最短」5時間でシーケンサーを学ぶとするべきでした。
でも、これはリレー回路の知識のない私の教え子に5時間教えて、実際に使えるようになってしまった人も居るので事実です。
リレー回路の知識がある人であれば、ほんの1~2時間でシーケンサーを使えるようになってしまった夜間の学生も居ました。
専門学校の講師を20年以上させていただいている経験から、シーケンサー(プログラム・ロジック・コントローラー:PLC)を自習する方法について書いてみます。
そんなことは誰でもわかるじゃないか! と思っておられるでしょう? ごもっともです。なんで、わざわざこんなことを書くかというと、シーケンサー選びで、あなたのこの先の人生が決まってしまうかも知れないからです。
実はシーケンサー(プログラム・ロジック・コントローラー)は、メーカー間の互換性がなく、あとから別のメーカーに変えようと思うと、使い方が違うばかりか、10万円以上もするパソコン・ソフトウェアやケーブルなどを買い替えたり、新しいメーカーのシーケンサーになれるまで、何か月も仕事にならなかったりするからです。
そして、意外と盲点なのは、日本の会社には財閥の系列があって、あそこと取引するならウチは取引しないなどと言われたりすることです。良く聞く話ですと、自動車メーカーに車で行くと、そのメーカーの車でないと遠くの駐車場に停めさせたりします。
そういった意味からも、最初のシーケンサーのメーカー選びは非常に重要です。ここで紹介しているのは、「三菱電機」のFX-1Sシリーズです。現行機種だとFX-3シリーズなのですが、そのシリーズは入出力端子が上の写真のようにネジ式でなく、勉強に使うには不便で値段も高いため、あえてここでは中古で1万円程度で買えるFX-1Sシリーズを紹介しています。
とはいえ、生産終了品ですので、これから実際に機械に組み込んで使う予定のかたは、FX-3シリーズなどの現行機種を選んでください。
他のメーカーを選んでも良いのですが、特にメーカーにこだわりがないのであれば、一番使われている「三菱電機」をお勧めします。その理由は、人に聞くにも就職するにも一番多く使われているものが有利だからです。
シーケンサーのプログラムを作るためには、専用のパソコン用ソフトウェアが必要です。このソフトウェアは結構高価で、10万円程度しますが、プログラム・ロジック・コントローラーのメーカーによっては無料のものや、使用回数や作れるプログラムのサイズに制限があるものの無料で使えるメーカーもあります。
ここでは、三菱電機のGX-Works3を紹介します。GX-Works3では、上で紹介したFX-1Sシリーズのほか、FX-0シリーズ、FX-2シリーズ、FX-3シリーズのプログラムを作ることができます。
機種によっては市販のUSBケーブルが使えるものもありますが、FX-1Sシリーズの場合は専用のケーブルが必要になりますので、一緒に手配します。
シーケンサーの入出力信号はシーケンサー本体に付いているLEDでモニターできますが、プログラムの開発をするためには少なくともセンサーなどの入力が必要で、実際に何かを動かすには、アクチュエーターと呼ばれる動力装置が必要ですが、勉強段階で何万円とか何十万円とかするアクチュエーターを接続するのはお勧めしません。
プログラムを間違えると高価なアクチュエーターを壊してしまったり、ロボットなどに殴られて大ケガしたりする可能性もありますので、勉強段階では、いくつかのスイッチとランプでプログラムを作ることをお勧めします。
ちなみに私の教え子は最初は下の写真のような実験装置で勉強しています。
ここまで準備できれば、あとはソフトウェアをパソコンにインストールして、プログラムを書いてコンパイルしてダウンロードするだけです。
プログラム・ファイルの「チェックボックス」をチェックして、右下の「実行」ボタンをクリックすればラダー図プログラムのダウンロードを開始します。
ダウンロードが完了したら「閉じる」をクリックして、プログラム・ロジック・コントローラーをRUNすれば(FX-1Sでは遠隔実行できる)ダウンロードしたラダープログラムが実行されて動作します。
シーケンサー(プログラム・ロジック・コントローラー:略してPLC)が使えると給料が大幅に上がったり、就職や転職に有利だったりします。また、使いこなせる人が少ないので非常に大切にされます。 そんなプログラム・ロジック・コ … “昇給や就職に有利なシーケンサー” の続きを読む
シーケンサー(プログラム・ロジック・コントローラー:略してPLC)が使えると給料が大幅に上がったり、就職や転職に有利だったりします。また、使いこなせる人が少ないので非常に大切にされます。
そんなプログラム・ロジック・コントローラー(PLC)ですが、とっても難しくて無理だと思っていませんか? 確かに誰でも習得できるわけではありません。他のパソコンやスマートフォンのアプリ(プログラム)と同じく、論理的思考が必要とされますが、パソコンやスマートフォンのアプリケーションを作るよりは、ずっと簡単に作ることができます。
パソコンやスマートフォンのアプリケーションを作るには、C言語などのプログラム言語の知識が必要で、一人前に作れるようになるまでに1年とか2年の期間が必要ですが、シーケンサーは、基本的にはリレー回路の置き換えなので、パソコンの画面で、直列、並列、斜線入りの3つの図形とリレーのコイルを意味する図形を置いて線でつなぐだけでできます。
リレー回路の知識があれば1~2時間で、リレー回路の知識がなくても最短5時間程度で習得できてしまいます。実際の手順としては、次のようなものです。
たったこれだけで使えてしまいます。問題があるとすれば、図形と線をどのように組み合わせるか? ですが、とりあえず操作できるだけで採用されたり転属できたりする可能性も高いです。
何しろ、出来る人の人数が圧倒的に少ないですから、どこの会社でものどから手が出るほど欲しいです。具体的に、どんな会社や業種が必要としているかというと、次のような感じになります。
逆に言うと、手作業や人海戦術で何かを生産している以外の工場や倉庫では、ほとんど使われていると思っても差し支えありません。
そして、シーケンサーを使いこなせる人は、基本的に工場の中でも「全体を見渡せる1段高いところにあるガラスで仕切られた空調が整っている部屋に居ます。これはなぜかというと、シーケンサーを使うのに必要になるパソコンなどの精密機器が高温多湿やホコリや空気中のチリを極端に嫌うからです。
まあ、従業員のためというより、機械のためですけど、結果的にパソコンなどが性能を発揮できる部屋は人間にとっても居心地の良い部屋になります。
別室に区切られている理由は、シーケンサーのプログラムは門外不出のもので、産業スパイに盗まれたりすると、見た目で機械のメカニズムをコピーし、誰でも買える(買えない国もありますが)シーケンサーを買って、盗んだプログラムを書き込めば、簡単に生産ラインなどの機械を作れてしまうからです。
また、シーケンサーのプログラムを削除してしまえば、その工場や倉庫は数か月は操業できないほどのダメージを負います。以前、イラnの核兵器に使われる核物質の濃縮に使われる機械のシーケンサーを狙ったコンピューター・ウイルスを誰かがばらまいたなんて話もあります。