電気と電子

 電気と電子の違いって難しいですよね。電流は電子の移動ですが、電気は電子の移動の量によってもたらされる電荷が持つエネルギーって、もっとわかりにくいですよね?

 一般的に電気が持つエネルギーを利用するのが「電気工学」で、電気が持つ性質を利用するのが「電子工学」といわれています。

電気のエネルギーを利用するもの

LEDシーリングライトの例(照明器具)
掃除機の例(電気を動力に変える)
  • 電球やLED照明(電気を光エネルギーに変える)
  • 電気ストーブ(電気を熱エネルギーに変える)
  • 扇風機や掃除機や洗濯機(電気を運動エネルギーに変える)

電気の性質を利用するもの

電気の性質を利用して離れたところに書類を送るファクシミリの例
  • 電話や有線放送(電気の性質を利用して有線で音声を送る)
  • ラジオやテレビ(電気の性質を利用して無線で音声や映像を送る)
  • コンピューター(電気の性質を利用して計算したり判断したりする)

電子機器でも最終的には電気のエネルギーを利用する

パソコンなどの電子機器も最後はエネルギーを利用する(光、音、振動)

 電話や有線放送、ラジオやテレビ、携帯電話、コンピューターなどの電子機器でも最終的には電気のエネルギーを利用して空気を振動させて音に変えたり、ディスプレイなどで電気のエネルギーを利用して光に変えたりして利用します。

 これは、人間の体は電気のままでは感じることが基本的にできないからです。もちろん、人間の体に電気を感じることは不可能ではありません。でも私は電気を感じたくありません。なぜなら、それは「感電」だからです。

 逆に低周波治療器は筋肉を感電させることによって収縮させ、筋肉の凝りを治したりしますが、ある程度の危険を伴いますので、医療機器としての承認が必要になります。

 電子レンジなどでは、電気が持つエネルギーを周波数の高い電磁波に変換することにより、食品内部の水素原子を振動させて熱に変えますので、間接的には電気のエネルギーを利用しているのですが、周波数の高い電磁波を作るときに電子部品を使うため「電子レンジ」と呼ばれます。

 電子レンジに金属を含んだ食器や食品を入れると放電して火花が出たり燃えたりしますので非常に危険で、これこそが強い電磁波の証拠です。

コメントを残す